ウェブサイトやSNSを活用した清掃活動・ごみ回収の集約(株式会社ピリカ)

株式会社ピリカは、ごみ拾いSNSアプリ「ピリカ」を活用して、市民や民間団体等の清掃活動の可視化・活性化を支援しています。自治体向けには「ピリカ自治体版サービス」として、清掃活動やごみ回収量の集約・発信を行うプラットフォームを提供しています。

サービス概要

  • ごみ拾いSNSアプリ「ピリカ」
    • 拾ったごみの数・量・位置・参加人数を投稿・共有
    • 活動の可視化とモチベーション向上を目的
  • 自治体版「見える化ページ」
    • 各自治体の清掃活動・ごみ回収量をウェブ上に集約・可視化
    • 活動状況の把握、施策計画、効果測定、自治体内情報共有に活用
    • 市民・企業・団体間の交流促進にも貢献
    • 導入自治体:府県11件、市区町村9件(2023年2月時点)

実施方法

  • 自治体はピリカと随意契約で導入
  • 管理画面から月ごとの投稿詳細レポートやイベント情報を管理
  • 都道府県では活動傾向把握、市区町村では清掃活動者への働きかけに活用
  • アプリ内で活動投稿への「ありがとう」やコメントでユーザー同士の励まし
  • 活動ランキングの可視化や上位ユーザー表彰でモチベーション向上

効果・実績

  • 参加者増加・意識向上
    • 例:渋谷区ではサービス導入後、月あたりの参加者が約80人→約180人に増加(約2.5倍)
  • 低年齢層へのアプローチ
    • 利用者ボリュームゾーンは40歳前後
    • 親子や学生団体、学校単位での清掃活動も支援
  • 普及啓発
    • 学校清掃活動協力、出前事業、チラシ・動画制作
    • 回収した海岸漂着ごみをプラスチックかごへアップサイクル

その他の機能

  • ごみ分布調査「タカノメ」
    • 徒歩版・自動車版でごみ分布を調査
    • 回収優先地域の把握や清掃活動の効率化に活用
  • 不法投棄通報管理
    • 写真付き通報情報を自治体担当者へメールで共有
    • マップ表示や対応状況管理により、大量通報情報の整理が容易

費用目安

  • 初年度導入費:約50万円~
  • システム利用料:約3万円/月~
    ※人口や自治体ニーズに応じて追加開発費が発生する場合あり

課題・今後の展望

  • 経済効果(費用対効果)を定量的に示すことが困難
  • 活動の規模や地域特性に応じた効果測定・活用方法の検討が課題

出典:環境省「IT 技術等を活用した海洋ごみ回収・処理事例集(2022年3月)

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