瀬戸内オーシャンズX:漁業者連携による養殖フロート海洋ごみ抑制(広島県)
取組概要
- 目的:養殖で使用される発泡スチロール製フロートの流出・散乱防止と管理体制向上
- 対象:広島県内のカキ養殖業者約30組合
- 実証事業:30基のいかだに合計約1,000個の新型フロートを取り付け
- 背景:既存フロートは耐久3年程度で劣化し、流出・破片散乱による海洋ごみの主要因に
取組内容
- 新型フロートの開発
- 高耐久・軽量化
- 本体とカバー強度向上で約7.5年使用可能(従来の5巡→2倍程度)
- 費用面で広島県全体で年間約5千万円削減見込み
- ICタグ管理システム導入
- フロートの使用者・使用期間を把握可能
- 適切な時期の交換が容易になり、流出防止に貢献
- 漁業者教育・意識醸成
- フロート管理の重要性や海洋ごみ対策への意識向上
実証事業の進め方
- 2025年度:県内30組合のカキ養殖いかだ30基に1,000個のフロート取り付け
- 機能性・耐久性をモニタリング
- 船や重機、特殊機材を活用した大量ごみ回収の効率化も併行
効果・期待
- フロート耐久向上により海洋ごみ発生抑制
- ICタグで管理することで、適切な交換サイクルを維持
- 漁業者の主体的な行動促進、全国モデル事例の構築
関係者コメント
- 日本財団 海野光行:漁業者が自発的に変化している様子を評価、モニタリング結果の周知を重視
- 広島県漁連 会長 米田輝隆:県内全漁業者、将来的には全国への波及を期待
出典:日本財団 HP

